約 1,168,364 件
https://w.atwiki.jp/misyeru/pages/145.html
小型の肉食性鳥竜種のメス。 孤島ではエリア6で巣を守っている。集団行動をとるオスのジャギィよりも、体が大きく肉体も強靭で耐久力が高く攻撃方法も多彩。 火を怖がる習性を持つが、卵を守る1頭は近づく者を許さない。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1771.html
646 :龍ちゃん「ちょっと本気だす」 ◆M14FoGRRQI:2009/02/12(木) 19 04 59 『第三話』 迫る乳首、少女になった自分と友人、色欲に溺れ自分を求める友人。 もはや目の前の事態から目を背ける事など出来ないと観念した慎二は いっそ開き直る事にした。 「いいよ衛宮、僕がたっぷりと女の喜びを味合わせてあげるよ」 そう言い乳首に口を合わせ、全力で吸い込む。 昔からの経験を必死で手繰り寄せ目の前の女の子を抱く事だけを考える。 幸いベッド上での経験値なら自分のほうが何倍も上だった。 同性の友人との性行為という異常な事態を早急に終わらせる為に慎二は自分から 動き出す。それは、シイタケが苦手な子が牛乳と一緒に一気に飲み込む様に似ていた。 「ん・・・」 「どうだい衛宮?」 「何かくすぐったいしちょっと冷たいな」 「我慢してろよ、こっから気持ち良くなるんだ」 慎二は口で含んだ士郎の乳首を舌で転がす。単調にならぬ様に吸う力を微妙に 変え続け、時折傷がつかない程度に軽く歯を当てる。 「あっ・・、慎二、なんかイイ・・・」 次第に全身を震わせ、顔を紅潮させていく士郎。 その姿は少女の感じる様そのものだった。 そして、この茶番を終わらせる為にやけくそになっていた慎二も変化が訪れる。 彼もまたこの体で色々と試してみたいと考えを変え始めていた。 そう、彼もまた肉欲に飲み込まれていった。 慎二はいったん乳首から顔を離し、士郎と同様に上半身の服を全部脱ぐ。 「慎二ぃ、止めないでくれよ」 乳首への攻めが中断され、イヤイヤと首を振りながらもっとしてほしいとねだる士郎。 「ふふっ、心配するなよ衛宮。しゃぶるよりももっと気持ちいい方法を試すんだよ」 慎二は体を上にずらし自分に乗りかかっている士郎と顔の位置を合わせる。 さっきまでは士郎の乳首の位置には慎二の顔があったが、今は剥き出しの乳首が 向き合っている。 「慎二、これって―」 士郎の問いかけに慎二はこくりと頷く。 士郎は慎二のやろうとしている事が何となく分かっていた。 昔、彼に貸してもらった本に体格が似た女性二人が向き合ってお互いの乳首を くっつけながらキスをしているシーンがあった。 慎二はそれをやろうと言っているのだ。 「いくよ」 慎二が上半身を起こし、手を士郎の背に回す。乳首と乳首が口と口とが ぴったりと触れ合った。 【神様―、エロ漫画名物3点ドッキングキスってどうよー?】 これこそ男のロマンの一つじゃ:士郎と慎二に先程の数倍の快感が走る―! 現実とエロ漫画は違うわい:思ったより気持ちよくなくて二人とも困りだす。 二人の力は無限大だぞい:体に電流が走ったかの様な錯覚を受ける二人!今までに感じた事の無い快感が押し寄せる! 龍ちゃん「ちょっと本気だす」 第2話 龍ちゃん「ちょっと本気だす」
https://w.atwiki.jp/gazouwrestler/pages/117.html
ジャギ様と一緒とは、NHK教育スレッド(may)で行われている18~40歳児向け長寿スレッドである。 現在金曜日の出勤前が放送時間らしいです(本人談) ロリババアからとしあきまで多彩なゲストを迎えてジャギ様がゲストの悩みと求愛を真摯に受け流す素敵なスレです 現在ケモ耳ロリババア好きの疑惑アリですので該当する方は自主的に名乗り出てください ここのページを編集
https://w.atwiki.jp/bakagura_academia/pages/45.html
照りつける日差しが飽きを見せ、爽やかな秋晴れが顔出す頃 学園島は祭の会場となる。 大切な友人を守る為、友人と戦わなければならない運命。 大切な友人を護る為、友人と闘わなければならない運命。 お互いを想うが故の少女達の悲しきすれ違い。 学園島遺跡より見つかった一枚のメモリ、オーパーツ。 古代に造られ、現代に生を受け、未来へ至る時の意思となるべき素体。 今手にするは仮面の者達。 ディオゲネスクラブと対峙し、勝利を収めた時田達。 時の意思となる筈であった装置を破壊したPC達の前に現れるは、未来の世界の巫女たる七尾真衣。 「これで私の“プラン”は一つ前に進む事ができました」 正体を現した七尾真衣=プランナー“都築京香”。 彼女は時の意思の能力を得て、全世界のUGNに宣戦布告を行うのであった。 全世界が混乱に陥る中、学園島では祭が最高潮を迎える。 時の素体と仮面の者達に狂わされ、すれ違うだけであった少女達は… 【プレイ日】 2012年12月1日 【キャラクター】 PL1:時田圭磁 PL2:葉月翠 PL3:ミリー・サーキュラ PL4:八幡幸
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1986.html
前回までのあらすじ! 501に、私のお父さん(犬型ロボット)とジェットストライカーがやってきた! 父「『外見以外は人間』と言え!」 カールスラントの新兵器・ジェットストライカーを私教授に「ポンコツ」と言われ、腹を立てたバルクホルン。 その優位性を示すため、シャーリーのレシプロと対決するが、何と魔力を使い果たし、海へ落ちてしまったのだった! 私(……ったく! だからあれほど言ったってのに……!) ――501基地、医務室―― ゲルト「……う、ん……こ、ここは……?」 私「天国ね。色よしハリよしな2つの山が……」ジーッ ゲルト「!!? な、わ、私いいいいいいいい!!?」ガバッ! エーリカ「あ、起きた」 ゲルト「……? どうした、みんな……揃って…私の顔に何か……?」 宮藤「バルクホルンさん! 良かったぁ……!」ウルッ エーリカ「トゥルーデ、海に落っこちたんだよ?」 ゲルト「わ、私が? まさか……」 ミーナ「……魔法力を完全に使い果たしたのよ。覚えていないの?」 ゲルト「ば、馬鹿な…! 私がそんな初歩的なミスを……」 坂本「…大尉のせいじゃない。おそらく問題は……あのジェットストライカーにある」 私「問題がある、ってレベルじゃないわ。……問題しか無いわよ、今のままじゃ」 テッコテッコテッコ… 私「あ、お父さん。……どうだった?」 父「……見てきたが、構造に随分と無理がある。あれでは魔法力を吸い過ぎるぞ」 ゲルト「……試作機に問題は付き物だ。…あのストライカーは素晴らしい。実戦配備するために…まだまだテストを……!」 ミーナ「駄目よ。あなたの身を危険にさらすわけにはいかないわ。…バルクホルン大尉! あなたには当分の間、飛行禁止と自室待機を命じます!」 ゲルト「…! そんな、ミーナ!」 ミーナ「……これは命令です」 ゲルト「……了解した……」 ミーナ「それと、現時点をもって、ジェットストライカーの使用を禁止します!」 私(……"使用"は、ね) ――翌日、バルクホルン自室―― ゲルト「……ふっ! ……ふっ!」ギシッギシッ 私(…おお……脇が……脇が!)ハァハァ ゲルト「…………」(気のせいか? 何やら視線が……) 私(あ、汗でじっとり……いいわーいいわー! 胸も! 胸も揺れて! 何!? 何なのアレ!? 下着で懸垂とか! 下着で懸垂とか!)ハァハァ ガラガラガラ… 宮藤「!? ば、バルクホルンさん?」 リーネ「何してるんですか?」 ゲルト「? ああ、お前たちか……トレーニングだ。私が落ちたのは……ジェットストライカーの為ではない。 私の力が……足りなかったからだ」 宮藤「ええっ!? またあれで飛ぶつもりなんですか!?」 私(!! ず、ズボンが! ズボンが下がって! ああ……引き締まってる! 是非とも…是非ともペロペロ……)ジュペロ シャーリー「……無駄だ。諦めろ」 リーネ「! シャーリーさん!」 ゲルト「……何をしに来た。私を笑いに来たのか? リベリアン」 シャーリー「いや、私のやつを探しに」 宮藤「へ? 私さん?」 私(! しまった、シャーリーか! くそっ! 何とかバレずに……)ゴソッ… エーリカ「…あれ? 私じゃん。何してんの? 私の部屋で」 ゲルト「!!?」 私「!?? ば、馬鹿な! カモフラ率は80%だったのに! ……あっ!」 シャーリー「……やっぱりそこにいたか、私!」 ゲルト「わ、私!? な、なぜハルトマンのゴミの中に埋まって…!?」 私「ああっ! しまった! ……くそっ! なんで私を?」 シャーリー「お父さんに頼まれたんだ。『アイツは放っておくとロクな事をしないから、よければいっつも見張ってやってくれ』って」 私「全く、余計な事を……私だってね、別に隙あらばペロペロしようと機会を窺ってたわけじゃないのよ。 いや、できるならペロペロしたいけど。いやむしろさせて下さいお願いします」 シャーリー「本心出てるぞー」 私「はっ! ま、まぁとにかく! 私はね……"取り引き"に来たのよ」 ゲルト「取り引き……だと?」 私「そう。バルクホルン? ……ジェットストライカー、直してあげてもいいわよ」 ゲルト「!?」 シャーリー「な、直す!? だ、だって……」 私「ま、直すって言っても、ほんのちょっと細工をするだけだけどね」 ゲルト「! ふ、ふざけるな! …あれは…あのジェットストライカーは……我が祖国の技術の、血と汗の結晶だ! それをお前は何と言った…? 一日も早く戦争を終わらせようとする人々の努力を……お前はポンコツ呼ばわりしたんだぞ!」 私「!」 ゲルト「…何を言われようが……お前のような奴に、あの傑作を触らせはしない!」 シャーリー「……じゃあ、その傑作とやらで命を落としてもいいのかよ!?」 ゲルト「……私は、もっと強くならねばならないんだ! 祖国を…世界を! 奴らから取り戻すために……!」 シャーリー「……この分からず屋! お前が…お前が死んだら、クリスちゃんは!」 ゲルト「……ッ!」 私「……ねえ、バルクホルン」 ゲルト「……何だ……どっちにしろ、私は今は乗れない。お前がどう改造しようと……」 私「…言い方を間違ったわ。直すんじゃない…"強化"するのよ。 ……忘れてた。どんな技術も…最初は必ず、誰かの思いから始まるんだ、って……。 …そ、その……悪かったわよ。ポンコツだなんて言って……」 ゲルト「…………」 私「約束するわ。あなたも、世界も…一緒に守れるような物を作る、って。 私は…できれば…死んでほしくない。悲しんでほしくないのよ。あなたにも、あなたの国のウィッチや女性にも…… ……そして、あなたの妹さんにも。だって………………」 ゲルト「………………」 私「………………ペロペ」 ゲルト「結局それかっ!!」 シャーリー「……はぁ……」(なんで肝心な所でイマイチ決まらないんだろ) 私「……まぁ、そんな訳で……どうかしら?」 シャーリー「何が"そんな訳"だっ!」 私「謹慎破って出撃しても大丈夫なぐらいには……してみせるわよ」 ゲルト「……具体的に、どうなるんだ」 シャーリー「!?」 宮藤「ば、バルクホルンさん、それじゃあ…!」 ゲルト「……動機は不純だ…。不純すぎる。だが…… そいつは、悲しんでほしくないと言った。……軍人なら…その意に添わない理由は無い!」 私「グウッドォ! ありがと、バルクホルン! あんた最高の軍人よ! ……いい、今回の事件の原因は、あのストライカーがあなたの魔力を吸いすぎたことにあるわ。 だから…魔導エンジンに特殊なフィルターを掛けて、魔力の吸収量を約30%抑える」 ゲルト「30%!? そんなに減っては……」 私「ご心配なく! 残りはジェットパックへ特殊燃料を直接流し込んで補うわ。エーテル水に非対称ジメチルヒドラジンと テトラニトロキシドを合成した、特別製のね」 シャーリー「!! そ、そんな危ないもんまで作ってたのかよ!」 私「エーテル水がいい安定剤になってくれたわ。 ……ただ、燃料タンクは外付けだから、そこまで多い量を乗せられるわけでもないの。エンジンの暴走を抑えて飛べるのは…せいぜい10分、ってとこね」 ゲルト「…つまり、10分以内にネウロイを掃討しなければならないというわけだな?」 私「そ。……やっぱ無理?」 ゲルト「…ふっ、憎い聞き方だ…。……『無理だ』などと言うと思ったか!」 私「オッケー! ……じゃ、払ってくれるわね?」 ゲルト「……は? な、何の事だ?」 私「何って…報酬よ、報酬! …まさか、私がタダでやると思った?」 ゲルト「な……! ふ、ふざけるな! 謝る代わりにタダでやるとか…そういう流れだろうが、普通は!」 私「んなわけないでしょー? 『世の中やっぱりギブ&テイク』! ……まあ、別に払ってくれなくてもいいのよ? 私が強化をしないだけだし。 どっちにしろ、しばらくは飛行禁止なんでしょ? ……まあ、無理に払う事は無いわよねー」 ゲルト「……くそっ、分かった、分かったよ。払おう……。金だな? 金だったら……」 私「ああ、現金だったら…そうね、丁度あなたの年収ぐらい」 ゲルト「!!?」 シャーリー「わ、私! 流石に今回ばかりは…!」 私「何よー、いつも言ってるでしょ、研究には金がかかるんだって…。 ま、一文も払わなくていい選択肢もあるんだけどね。例えば…… そう、脇とか…脇とか。あ、あと脇もあったわね」ジュペロ ゲルト「!! わ、わ、わ、脇だとおおおおっ!?」 私「どう? その瑞々しい脇のペロペロたったの5分。それだけであなたもハッピー、わたしもうれピー。 あ、ちなみに指なら6時間。腕は4時間。フトモモは20分ね」 ゲルト「くっ……!」(…どうする! こいつは…この変態は! 技術だけは本物だ……しかし……!) 私「……あ、それとうなじは10分。胸なら2分。×××は――」 シャーリー「わ、わ―――っ!! ストップ! ストップ!!」 ゲルト(年収を払えば…確かにプライドは守れる。だが…クリスの入院費もあるんだぞ…! だからと言って、脇をペロペロさせてしまうのは……ッ! 何か…何か大事な物を失ってしまうような気がする!) 私「……あ、そうだ、別にあなたに払ってもらわなくても……」 ゲルト(妹か尊厳か妹か尊厳か妹か尊厳か妹か尊厳か妹か尊厳か妹か尊厳か妹か尊厳か妹か尊厳か)ギリリ…ッ 私「……妹さん、クリスちゃん、っていうんだって? …………ふふ、可愛い名前ねぇ……」ジュペロッ! ゲルト() ゲルト(…い……い……い……) ゲルト(……妹ッッ!!!!) ゲルト「うおおおおおおおおおおおおおおおおクリスうううううううううううううううううう!!!!!! 安心しろおおおおおおおお!! お姉ちゃんが守ってやるからなあああああああああああああ!!!」ドゴオオオン! 私「あ、じゃペロペロしても……」 ゲルト「いいか! クリスには…クリスには! 指一本触れさせんぞ! さあ! 好きにしろ! 脇だったな、いいだろう! とっととペロペロしろ!」 シャーリー「そ……そこまでやるか……」 私(……やっぱり、妹さんの事で攻めるのが得策みたいね) 私「さーて、じゃあそういうことなら……早速!」ワキワキ ゲルト「あ、ああ……」 私「……あ、じゃあシャーリー達は…悪いけど外に出てもらえる?」 シャーリー「えっ? あ、ああ……」 私「…あ、もしかして……混ざりたい?」 ゲルト「!?」 シャーリー「なっ! そ、そんな訳ないだろ! ……私!」 私「ん?」 シャーリー「そ、その……あんま迷惑かけるなよ! ほ、ほら! 行くぞ宮藤、リーネ!」 宮藤「へ? あ、はい!」 ギィ…バタン! 私「……『迷惑掛けるなよ』…ですって。…何だ、意外と心配してくれてるのね?」 ゲルト「……シャーリー……」 私「……さて、では気を取り直して……大丈夫よ、天井のシミを数える間に……」 ゲルト「……あ、そ、その…なんだ、私……」 私「? どしたの?」 ゲルト「あー…っとだな……その、こういうことは……初めてなんだ…。だから……その…… …………や、やさしく…してくれ……」カァァァッ 私(……その瞬間、私の理性は500万光年の彼方へ吹っ飛んだ) ――扉の外―― シャーリー「……あ、ハルトマン忘れてた」 宮藤&リーネ「えっ!!?」 ――5分後―― ガチャッ… 宮藤「!」 リーネ「!!」 シャーリー「!!!」 私「!……なによもう、聞いてたのー?」 シャーリー「お、終わったのか?」 私「きっちり5分。……いやー、一生の思い出になったわ。こう……ちょっと舌を動かす度に甘ーく…… あ! そうだ、とっとと取り掛からないと!」ダッ! シャーリー「あ、お、おい私!?」 リーネ「……い、行っちゃいましたね」 ゲルト「……み、宮藤……」ヨロッ 宮藤「! ば、バルクホルンさん!」 ゲルト「……クリス……宮藤……こんなになっても……お姉ちゃんはな……お前達を……」 シャーリー「い……いったい何が……?」 エーリカ(す……すごい…あ、あれが本物の……)ドキドキ ――ハンガー―― 父「……でな、理想としては…看護婦さんだな、やっぱり……。こう……優しく包み込んでくれるような……」 整備兵1「おお……通ですね」 整備兵2「さすが私教授の御父上なだけあるっスねー」 私「お父さん! 仕事よ、手伝って!」 整備兵1「あ、私教授。どうも」 父「ん? 何だ、私か。珍しいな。お前がそんな仕事熱心になるとは」 私「ま、報酬たっぷり貰っちゃったしね。バルクホルンから」 整備兵2「!! お、おい! 聞いたか!」 整備兵3「ああ……ついにバルクホルン大尉までも毒牙に……!! あの人の欲望は底無しか……!?」 私「素晴らしかったわ……普段しっかりしてる人が、こう、どんどん乱れていくってのは……! 『う…ああっ、わ、私ぃ…! や、優しくしろと…言ったじゃ…ああっ!』 『ふふ…すっごく……すっごく可愛いわ…大尉…。もっと…もっと可愛くしてあげるわね……』レロロッ 『ふああっ! や、やめろ…そ、そこは…んんっ! あぁぁん…!』」 整備兵2「おお……! おお……!」 私「はい、お終い。続きが聞きたかったら5万円ねー」 整備兵3「くそーっ! またその手口ですか!」 私「安いもんでしょー? あ、そうだ、お父さん、ジェットストライカーは?」 父「……お前のすぐ横だ」 私「あらほんと。気付かなかったわ」 整備兵1「いいんですか? それいじっても……中佐に許可が……」 私「大丈夫大丈夫。使用は禁止されてても……整備までは禁止してなかったしね。 ……それっ、『分解』!」 パキャアアアン! 整備兵2「うおっ! …く、鎖が一瞬で……」 整備兵1「あの技術の全ての原動力がペロペロってのも凄い話だよな」 私「さーて……ちゃっちゃと片付けますか」 整備兵3「そんな簡単に出来るもんなんですか?」 私「私だけだったら、5時間はかかるかも知れないわね。でも……お父さん!」 父「……ああ。魔力の伝達経路でいいな?」 私「ええ。お願い!」 父「…正直アレ苦手なんだが……致し方あるまい!」ペタッ! 整備兵2「? どうしたんです、お父さん。ジェットストライカーにお手なんかして……」 キュイイイイイイイイイン!!! 整備兵1「……? 私教授、お父さんは…何を?」 私「お父さんの特殊機能というか……まあ、固有魔法みたいなものよ。 機械に直接接触することで、電気回路、熱量の分布、そして魔導エンジンの魔素伝達経路……そーいうのが全部分かっちゃうんだって。 ……まあ、私もお母さんに聞いた話だから、詳しくは分からないんだけど……」 整備兵3「す……すげえ……」 私「ええ……科学者にとってこれほど便利な能力も無いわ。……でも……」 父「……ゼハー…お…終わったぞ……ゼハー……」 私「一回使うとすっかり回路がバテちゃうのよね、これが……」 父「わ、私……い、いいか? ……これから…言う…4つの…場所に……」ゼハー 私「ああ分かってる分かってる! はい! どこ?」パカッ 父「ま……まずは…な……」 ――10分後―― 私「……よし、これで……最後!」カチッ! 整備兵2「ひゃー……あんな複雑そうなのを……」 整備兵1「同じ人間とは思えねえな……」 私「…………」 父「よ、よし、できたか……」 私「まーね。魔素フィルター、特殊エーテル液体燃料タンク…。問題は無いわ。一つも、ね」 父「しかし……ここまで急ぐ必要があったのか? 別に今日、あの大尉が出撃するわけでも……」 私「……どうかしらね、案外、規則を破って飛び出していっちゃうかもよ?」 整備兵3「あのバルクホルン大尉がですか? そんなまさか……」 私「ま、『備えあれば嬉しいな』ってね」 父「……『憂いなし』じゃなかったか?」 私「……わざとよ、わざと」 ウウウウウウゥゥゥゥゥゥ――――ッ!!!! 父「! この警報は!?」 私「…お出ましの合図よ。あの黒野郎どものね」 坂本「私!!」 私「……来たわね。準備は完了してるわよ!」 坂本「助かる! …よし、行くぞ!」 ペリーヌ「はい!」 エーリカ「…………」(それにしても…トゥルーデ、あんな声も出るんだ……) 私「? どしたの、エーリカちゃん?」 エーリカ「!!? う、ううん! なんでもない! じゃ、行ってきまーすっ!」 (…ずっと聞いてたって言ったら……やっぱり怒るかな) 私「……?」 ――地中海上空―― ミーナ『目標は、ローマ方面に南下中! ただし、徐々に加速している模様!』 坂本「こちらも捕捉した! これより… !? な、分裂した!?」 エーリカ「5対5か……ちょうどいいじゃん」 坂本「……よし、各自散開、各個撃破! ここから先に行かせるな!」 全員「了解!!」 坂本「……シャーリー!」 シャーリー「ん? どうした、少佐?」 坂本「コアのある本体は、あの真ん中のやつだ。かなり速い……!」 シャーリー「……ラジャー、任せとけって!」 坂本「頼んだぞ!」ブゥゥ――ン!! シャーリー「よーし……一丁派手に行くか! それっ、ツマミ上っ!」カチッ! ≪アクセル!≫ シャーリー「行くぞおおおおっ!!」バシュウウウウン!! ネウロイ「」キィィィィィン!! シャーリー「あいつだな……それっ!」ダダダダダッ!! ネウロイ「」ヒュン! ヒュン! シャーリー「なっ!」 ネウロイ「」バシュウゥゥゥゥゥゥゥッ!! シャーリー「うわああっ! く、くそっ! アクセルでも足りないのか!」 ネウロイ「」ゴォォォォォォォッ!!!! シャーリー「くそっ、まだだ! まだ……終わるもんか!」 ――同時刻・501基地、バルクホルン自室―― シャーリー『くそっ、まだだ! まだ……終わるもんか!』 バルクホルン(シャーリー……) バルクホルン(……くそっ! 私は…私は……っ!) 『エンジンの暴走を抑えて飛べるのは…せいぜい10分、ってとこね』 バルクホルン(……10分、か……) バルクホルン(…済まないな、ミーナ……私は…やはり…… 飛ばずにはいられない) バルクホルン(……ふふ、クリス……驚くだろうな……) バルクホルン(……私は今から……自分の意志で…… …………初めて命令違反をするぞっ!) ――ハンガー―― 宮藤「シャーリーさんたち、大丈夫かな……」 リーネ「うん……。……あれ? …!」 宮藤「? どうしたの、リーネちゃ…… !」 バルクホルン「……はぁ……はぁ……」 宮藤「ば、バルクホルンさん!」 バルクホルン「…増援、だったな」 リーネ「え!? あ、はい」 バルクホルン「……お前達のスピードでは間に合わん。…私が行く!」 宮藤「そ、そんな! やめてください、そんな体で! み、ミーナ中佐を――」 パッ! 宮藤「!? い、インカムが……」 私「……行かせたげてよ、芳佳ちゃん」 リーネ「わ、私さん!?」 私「……いい、10分よ。それが、あなたが意識を失わずに帰還できるタイムリミット。ネウロイを倒したら……すぐに誰かに支えてもらって、そのストライカーを外して。排出装置は内股のところにあるわ」 ゲルト「ああ…分かった。……その、私……」 私「……どうしたの?」 ゲルト「……こちらこそ、済まなかった。お前を馬鹿にして……」 私「…それは、全部終わってからゆっくりと聞かせてもらうわ。…そう、例えばベッドの上とかでね」 ゲルト「!! お、お前という奴は……っ!」カァァァッ 私「おーおー、怖い怖い! ……さ、早く行きなさい。愛しのシャーロットが待ってるわよ」 ゲルト「……ふっ、全く……つくづく参るよ、お前には。 …………ゲルトルート・バルクホルン! …発進する!!」 コォォォォォォォォォ… ドゴホォォォォォォォォォォォォォン!!!!! リーネ「い……行っちゃった……」 宮藤「…でも……どうしてだろ? バルクホルンさん、シャーリーさんとは……」 私「……さーて、何でかしらね」フフッ 父「案外、目に見える物だけじゃないんだ。……友情というやつは」 宮藤「?」 ――地中海上空―― 坂本「……よし、こちらは撃墜完了! 残りは!?」 ペリーヌ「あとはシャーリーさんの分だけですわ!」 ネウロイ「」キィィィィン! シャーリー「…よし、捉えた! くらえっ!!」 …ガチッ! シャーリー「! な、ジャムった!?」 ネウロイ「」バシュウ! バシュウ! シャーリー「……くそっ! 万事休すか…!」 ダゴォォォォォォォン!!! ネウロイ「」ベキョッ!! パキッ…パキッ! パキィィィィィィィン!! シャーリー「!? な、何だ!?」 ゲルト「うおおおおおおおおっ!!」ダダダダダッ!! ネウロイ「」バギョッ! メギョッ!! パキィィィィィィィィン!! シャーリー「ば、バルクホルン! な、なんで……」 ゲルト「……ふん! 不甲斐ない部下の面倒を見るのも、上司の務めだからな」ゴォォォォォ…! シャーリー「な、なにぃ!? ……ん? おい、どこ行くんだ」キィィィィィン! ゲルト「……はぁ…はぁ……くそっ、少々暴れすぎたな……加速が……」ゴオオオオッ!! シャーリー「! お、おい! バルクホルン!」 ゲルト(排出スイッチを……くっ! 手が……動かん……!) シャーリー「ま、待て! バルクホルン!! ……くそっ! 間に合ええええっ!」キィィィィィン!! ゴオッ……キィィィィィィィィィィン!!! ドゴォォォ――――――――ン!!!! エーリカ「! あ、あの音は……」 坂本「……『音の壁』か」 宮藤「坂本さぁーん!」ブウゥゥン!! 坂本「宮藤! 来てくれたか」 リーネ「少佐、ネウロイは!?」 坂本「ああ、バルクホルンがやってくれた! だが…どうも問題発生らしい…!」 宮藤「!! しゃ、シャーリーさんは!?」 坂本「バルクホルンを止めに……ほら、あそこだ!」 シャーリー(……く、くそっ! …届け……届け!) キイィィ―――――ン!! シャーリー(! 届いたっ!) 「おい、バルクホルン! 大丈夫か!?」 ゲルト「……し、シャーリー……無事か?」 シャーリー「! あ、ああ! 待ってろ、今排出スイッチを……」 ゲルト「……ふふ…不甲斐ないのは……私も、か。 ……なあ、シャーリー……」 シャーリー「あ、あれ……どこだ、スイッチ…? くそ、聞いておけば……!」 ゲルト「……全く……凄い奴だよ。私の奴も……そして…お前も」 シャーリー「……! ば、バルクホルン!」 ゲルト「……すまん、手が…動きそうにないんだ。内ももに……スイッチがある。それを……」 シャーリー「あ、ああ! 待ってろ! …… ……なあ、バルクホルン……」 ゲルト「……どうした? 早く……」 シャーリー「…その…ありがとう。助けてくれて、さ……。すごいよ、お前も……」 ゲルト「……ああ。……ありがとう。シャーリー……」 ミーナ『少佐! トゥルーデ達に連絡は!?』 坂本「ああ、インカムは繋がっているようだ。今…… ?」 私『? どうしたんです?』 坂本「いや、何か揉めているらしい。聞いてみろ」 私『? どしたのかしら…… ハーイお2人さん、どう? うまくいった――』 シャーリー『え、えーと…ここか?』プニッ ゲルト『な! ち、違うだろうが! どこを触っている! もっと下だ!』 シャーリー『しょうがないだろ! ただでさえ見にくいんだから……えーっと、うわっ!』プニュン ゲルト『!! なっ、なっ、なっ!! し、シャーリー! そこは……そこは!』 シャーリー『わ、わーっ! ふ、不可抗力だって! いきなり風が!』クイッ ゲルト『んぁっ…! こ、このぉ…っ! ゆ、指を動かすな! 馬鹿者が……っ!』 シャーリー『へ、変な声出すなって! ちくしょう! なんでこんな押しにくいとこに……!』 私『…………ごめん。お邪魔したみたいね』プツッ エーリカ「……えっ、えっ! こ、これって……」カァァァッ 坂本「触るだの触らないだの……何の話だろうな?」 ルッキーニ「うん。どーしたのかな、ミーナ?」 ミーナ『えっ! わ、私!? え……あ、そ、その……ねえ? ペリーヌさん』カァァッ ペリーヌ「え!? え、え……」(……まさか、あの2人が……) 宮藤「も、揉めているってそういう……!?」カァァッ リーネ(……いいなぁ…私も……芳佳ちゃんと……) ゲルト『まったく! お前と言う奴はぁぁぁぁっ!』 シャーリー『なにをーっ! この堅物やろおおおおっ!』 ――こうして、501を震撼させた、ジェットストライカー事件は幕を閉じた。 ――この後、私教授は無断改造をしたことについて、ミーナ隊長からこってりとお説教。本来ならもっと重い罰であるが、 結果的にネウロイを撃退することができた事なども加味し、3日間の自室謹慎・ペロペロ禁止を言い渡される。 私「あァァァんまりだァァァ――――ッッ!!」 ――また、バルクホルン、シャーリーの両名は、妙に暖かい目の隊員たちが見守る中、無事に帰還。 ……その日の夜はどういうわけか、宮藤がお赤飯を炊いたという。 つづく!
https://w.atwiki.jp/aarokuyaruo/pages/898.html
【ジャギ】[SPLIT] ,. '' ´  ̄ ` .、 / ヽ / } l ゝ---- ι | ) ◯ ○ ( ,l η ||||||| ゝ ゝ---η. ||||||| ゝ /≦ ヽ .| | ≧ { l l |* *| | l { .l l .| * | .| l / l l | * | l l l ---l l-- -l l | `^^ `^[SPLIT] ,. '' ´  ̄ ` .、 / ヽ て / U } ( l ゝ---- ι | ) ◯ ○ ( ,l η ||||||| ゝ ゝ---η. ||||||| ゝ /≦ ヽ .| | ≧ { l l |* *| | l { .l l .| * | .| l / l l | * | l l l ---l l-- -l l | `^^ `^[SPLIT] :,. '' ´  ̄ ` .、: :/ ヽ: : / }: : l ゝ---- ι: : | ) ◯ ○ (: :,l η U|||||||U ゝ: : ゝ---η. ||||||| ゝ: : /≦ ヽ .| | ≧: : { l l |* *| | l: : { .l l .| * | .| l: :/ l l | * | l l: :l ---l l-- -l l: :| `^^ `^:[SPLIT] ,. '' ´  ̄ ` .、 / u ヽ て ━━┓┃┃ / U } ( ┃ ━━━━━━━━ l ゝ---- ι ┃ ┃┃┃ | )u ◯ ○ ( ┛ ,l u η ||||||| ゝ ゝ---η. (_'゚ ≦三 ゚。 ゚ /≦ ヽ≧ ≦三三 ==- { l l -ァ, =- 。 { .l l ァ, ≧=- 。 / l l≦`Vヾ ヾ ≧ l ---l l-- -l l | `^^ `^[SPLIT] ,. '' ´  ̄ ` .、 /┛┗ ヽ / ┓┏ } l ゝ---- ι | ) ◯ ○ ( ,l η ||||||| ゝ ゝ---η. ||||||| ゝ /≦ ヽ .| | ≧ { l l |* *| | l { .l l .| * | .| l / l l | * | l l l ---l l-- -l l | `^^ `^[SPLIT] ,. '' ´  ̄ ` .、 / ヽ / U } l ゝ---- ι | ) ◯ ○ ( ,l U /// ||||||| // ゝ ゝ---η. ||||||| ゝ /≦ ヽ .| | ≧ { l l |* *| | l { .l l .| * | .| l / l l | * | l l l ---l l-- -l l | `^^ `^[SPLIT] ,. '' ´  ̄ ` .、 i| |i / ヽ i| |i / } i| |i l ゝ---- ι i| |i | ) ◯ ○ ( i| |i ,l η ||||||| ゝ i| |i ゝ---η. ||||||| ゝ i| |i /≦ ヽ .| | ≧ i| |i / |* *| ヽ i| |i / , | * | | ,i| |i ジャギーン! | | | * |/ / i| |i ヽ、 ヽ、--- / /| i|i |i / ,\ \, / | i|i |i | ヽ\ ゛^`1 j|i i|i / / ゙̄i, ^ ,.,r'. j|i \ i|i ( / `\ ' \ヽ ヽ i|i `ー‐'′ \ // |__ i|i \;; \,, _) i|i \, ;\ " i|i \,// i|i `ーi|′[SPLIT] * / ,.彡'" _..-'"゛ l ' iン'/ .,i',! ,,、* ,. ,,Λ'" /^゛ ._..-'″ + ! / .!〃 ./,, .,〃!i'./ / / /,ア *._..-'´ | lー'/ ント./|ソ/ /.!゛./ ! / ., / l |.ン゙./ //iゞ .// , ''、 , l゙ + / . / l゙ .゛ .,,、lン´, '".iゞ / ,i'} / .,/,. '' ´  ̄ ` .、 / + /ノゞ./゛./ ./-''/! l / . / / ヽ / .`/ ."/ . / ,,-|./ / ./ / } / // ._/゙彡''} ‘ * / . ,/ l ゝ---- ι * / / ,l゙.´ /./ ,/ _, * / ./ | ) ◯ ○ ( / ."/, ''./ / .〃/_..‐,゙ノ ._i. ./ / ,l η ||||||| ゝ / ,/ ./ . / .シ'彡‐./ .,r'./ ..rソ゛ ゝ---η ||||||| ゝ / .''/..〃 . ,iン゙./,/./ レ'゛ .〃゛ /≦ ヽ .| | ≧ / * "./ ....´ / lゞ ._..-/|′ + ゛ / |* *| ヽ / ,iシ''-./ 「゛ ./ ,..イ゛;メリ゛ / , | * | | / / .、, i ' / ././ ./ | | | * |/ / / + 彡'゙/ !._,, ‐/ .,.. / ._. ヽ、 ヽ、--- / /| / ,..-l″, .l / 〃゙./.,r'./ / ,\ \, / | / ‘゛.,i / リ ._..、ノ/./ '″ _〟 + | ヽ\ ゛^`1 * / , ''./ ., ゞ゙./ .i!'゛ ,..;;メジ / / ゙̄i, ^ ,.,r'. j|i \/ + ゛ .″,./ ,./ ..‐ゞ , ;;シ"/ ._,,, ( / `\ ' \ヽ./ ,..-'./ ,rン´.,./,r/ |'".,,/,, イ',゙./ `ー‐'′ \ ./ ..‐/ ‐'´ / .,ィ l彡''゙/".'゛_ン''¨ン.“ン゙ ./ / ,./ ‘ / ./ .i|..iilli>‐'フ" ./ / ,彡" .゛ .″ .iシ'゛.'" .,∠ v'" * / ″ ,i'/ _,,,y!ク“/~.,,;;シ'''フ″ / + i / _..-''ジン/ , ''←'''" ,./ “;彡;;ア / " ,/,,.iiァ / _... * ゙'"_//゛ ._,, ゞシ/″ * / / . l゙ /ン^_.. ‐''´ _,/゙./
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/777.html
946 名前: Mと/sとnight mare 投稿日: 2007/08/04(土) 18 46 35 「ぐ、この・・・っ!」 一心不乱に、木製バットで俺を滅多打ちにする桜。―――でも、それじゃあ駄目なんだ、桜。 「・・・桜。違う。違うんだ。これじゃあないんだ。俺は色んな方々から快楽を貰ってきたけど―――桜は人間だ。彼らに力じゃ敵わない。もっと持ち味を・・・桜だけの持ち味を生かすんだッ!!」 「!!!」 思い出す。バーサーカーを筆頭に、ガングロ、セイバー、金ピカ、キャスター、ランサー。そして・・言峰。 桜、気づいてくれ。力だけじゃバーサーカーやエセ神父には及ばない。でも・・・君だけに許された大技があるじゃないか!! 「・・まさか。・・・・本気ですか?先輩」 「ああ、本気だ。桜・・・桜の力で俺を昇天させてくれ」 がり・・と下唇を噛む。 今俺はとんでもないことを言っているのだろう。まさか再びアレを見ることになるなんて・・・!あの状態になった彼女は最強だ。他の誰をも寄せ付けない、最強の快楽をくれる筈だ。 「・・・先輩。死なないでくださいね・・・・」 ブワアアァァッ・・・・!! 桜を中心に気流が起こる。―――ああ、まさか、ホントになるなんて・・・・!!! 砂埃が舞い、桜を包み込む。あの状態になった彼女は鬼だ。悪魔だ。こちらも気を引き締めていかないと一瞬でもっていかれる――――!! 「・・・では、いきますよ?先輩・・」 埃が散り、彼女が現れる・・・。 先程までの彼女と違い、髪は白、瞳は赤、そして尋常じゃない殺気に包まれている。・・・ああ、至高のSの持ち主が俺の目の前に・・・・・・。 そしていきなり、巨大な影達が桜の四方に出現し、三角木馬に乗っかった俺に襲い掛かってきた。 「おっ、ちょっ、さ、桜!いくらなんでもこれはッ――――!」 最初からクライマックス。動けない俺に、影が覆いかぶさってきた。 「ぶ、ぶぶぶぶぶっ!!!?」 「アッハハハッ♪先輩、さっきからずっと気になっていたんですけど、下半身スッポンポンじゃないですかぁ!?そんな○○○垂らした状態で偉そうに講釈たれても、全然説得力ありませんよぉッ!?」 体が、溶ける―――。 影は肉を容赦なく喰らい、骨も穴だらけにしてくる―――!馬鹿な、これは、この痛みは・・・・・・!!!? 「ご、ごおおおおおおおおおおッッッ!!!!!???」 だが――。 程度を見切った桜によって、影が引き離される。 「が・・・づっ・・」 「プクッ・・簡単には死なせませんよ?先輩・・・・」 再生される肉と骨。 「お、おおおぅ・・おおおおおっ・・」 敏感になった肌を優しく撫でまわす。そして―――殴る。 ボギッ! 「ぶげぇっ!?」 「先輩・・先輩、可愛いです、先輩。もう帰しません。このまま私の物としましょう」 ああ、俺は―――。人生で最高のパートナーを得たようだ・・・。 947 名前: Mと/sとnight mare 投稿日: 2007/08/04(土) 19 01 43 「――おはよう、桜ちゃん」 「あ、おはようございます、藤村先生」 朝の食卓。 朝食を食べに、藤村先生が衛宮邸にやってきた。 「それにしても・・・士郎がいなくなっちゃって、もう一週間。どこにいっちゃたんだか・・」 藤村先生・・。先生は寂しそうな目をして、空を見上げた。 微かに気まずい時間が、二人の間に流れる。 「っと、もうそろそろ時間がきちゃうわ。また遅刻なんてしたら笑われ者になっちゃうからねっ!急いで食べましょう!」 先生・・・。藤村先生は大急ぎでご飯をつぎ込み、学校へ行った。 「・・・ごめんなさい、藤村先生。つい・・・私があんなことをしなければ・・・」 私のお腹に気を集中する。そこには淫らな声を出しながら喘いでいる、衛宮先輩の姿が見える。 「ごめんなさい。・・でも先輩、これで私達、ずっと一緒ですよね?誰にも・・渡さないんだから・・」 お腹をさする。・・・ああ、先輩。今日もとてもいい声で哭くのね――――。 END
https://w.atwiki.jp/mugerei/pages/128.html
OoジャギoO OoジャギoO Lv217 呼称:ギャリック砲 * コメント 樺依緒っちゃん(´▽`)アリガト!!! ちなみに皆様 画像はかめかめ波打とうとしてるんですよ(゚Д゚) -- じゃぎ (2009-10-18 03 12 53) ギャリック砲じゃなかったのかww -- かいおう (2009-10-18 05 50 49) ギャリック砲にしときましょうか(゚Д゚) -- じゃぎ (2009-10-18 14 17 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1971.html
前回までのあらすじ! ペロペロ大好き変態教授・私。荷物の整理をする中で、シャーリー達は彼女の 趣味・AI(人工知能)製作と、彼女の母親について知ることとなるのだった! シャーリー「…私も会ってみたいな。なあ、今お母さんはどこにいるんだ?」 私「……今はもう、空の上よ」 ――ロマーニャ南部、カールスラント輸送トラック内―― ?「……501基地まで、あとどれぐらいだ?」 兵士「……え、あ、ああ、はい。あと3時間ほどです。もうすぐですね……」オドオド ?「そうか。ありがとう」 兵士「は、はい……」(…改めて思うが……信じられん…こんな事が……) ?「…あ、そうだ」 兵士「!? は、はい! 何でしょうか!?」ビクッ! ?「…君、家族はいるのか?」 兵士「…? え、ええ。妻と…5歳になる娘がおりますが……」 ?「そうか…君も"お父さん"か。いや、なに、私も父親でね。娘が501で働いてるんだ」 兵士「!!? む、娘さん、がですか……? し、失礼ですが…ひ、人の?」 父「……ああ。もちろんだ。れっきとした人間だよ……」 兵士「は、はぁ……そうですか……」(シェリー…パパもう限界だ…世の中ってホント不思議だよ…) 父(私の奴…501の皆さんに迷惑を掛けてなきゃいいんだが……) ――数時間後、501基地、ハンガー―― バルルルルルル… シャーリー「よしよし、今日も絶好調だなぁ、私のマーリンエンジンは!」 シャーリー「私の付けてくれたツマミも、すっごくいい調子だし」 シャーリー「……あ、そうだ、一日一回は捻って検査した方がいいんだっけ……よっと」カチッ ≪アクセル!≫ シャーリー「……あれ? 何だ今の……」カチッ ≪ジョォーカァァー!≫ シャーリー「…………」カチッ ≪サイクロン!≫ シャーリー「……………………」 シャーリー「……私のやろおおおおおおお!」ダッ! 私「…まあ、というわけで、大事なのは穴が前後にあるということ! ここを間違えるとすげー悲惨よ」 整備兵2「教授! それでは同性同士の場合は……?」 私「後ろを使う事になるわね。けっこう歴史は古いのよ。 扶桑ではブシドーの一環として『シュードー』というのがあったし、ヨーロッパでも……」 シャーリー「私いいいいいいいいい!!!」バダーン! 整備兵1「う、うわっ! イェーガー大尉!?」(な、何で下着!? ご馳走さまです!) 私「……服くらい来たらー? 正直、アンタの裸にはこれっぽっちも……」 シャーリー「私のP-51Dにまた何か変なの付けやがったなぁぁぁぁ!?」 私「ああ、システム変換に伴う発声装置。分かりやすくて便利でしょ? ついでにちょっと新機能も…… あ、『サイクロン』の時はテクニカルモード、『アクセル』の時はスピードモード、『ジョーカー』ならバランスモードね」 シャーリー「ああ、言われてみれば……ってそうじゃない! なんであんなおじさんの声なんだよ!」 私「ローマ市内にいた冴えないおじさんに収録させてもらったわ。声はカッコいいのに、仕事が無いんですって。不憫ねー」 シャーリー「……どうせなら一言言ってくれよ」 私「ごめんごめん。音声デバイスの試作品に丁度良くって」 シャーリー「はぁ…… ところで……何してるんだ? 黒板なんか持ちだして」 私「『ぺロちゃん教授の楽しい人体の仕組み・理論編』」 シャーリー「…………」ハァ… 私「明日の『女の子の仕組み特別編』はぜひルッキーニちゃんやサーニャちゃんに教えてあげ……」 シャーリー「や、やめろ!」 ――基地裏側通路―― ブロロロロ… 父「ああ、ここでいい。ここで下ろしてくれ」 兵士「え? ここでいいんですか?」 父「折角だし基地の中をちょっと散歩してみたいんだ。基地の人にはよろしく言っておくから安心しろ」 兵士「は、はあ……それじゃ、どうぞ……」 ダッ! 兵士「わっ! は、走って行っちゃったよ……早いな」 ――ハンガー―― 私「へーえ……おっ…うーん……」カチャカチャ シャーリー「ど、どうかな?」 私「まあまあ形にはなってきたんじゃない? 魔導線の配線も大体いい感じね」 シャーリー「ホントか!? やったぁぁ!」 私「ああ、でも、この辺りにアソビが足りないわね。それから……」 ゲルト「……シャーロット・イェーガー大尉! そんな恰好で何をやっている!」 シャーリー「ああ、バルクホルンか。今私にストライカーの整備を評価してもらってるんだ」 私「おはよう、バルクホルン大尉。どう? あの本は」(おお…今日も凛々しいフトモモ……) ゲルト「……素晴らしい、この一言に尽きる。世界中に妹が増えた気分だ…。 血の繋がらない妹、離れて暮らす妹、病弱な妹……妹の世界とはこれほどまでに深かったのだと、あらためて痛感したよ」ツヤツヤ 私「そう、それは良かったわ。気が向いたらいつでも、また部屋に来てね」 ゲルト「! な、か、勘違いするなよ! 私はまだ、お前を認めたわけではないからな!」 私「はいはい。…ま、気長に待ってるわ」 シャーリー(…流石に、本一冊では手懐けられなかったか……) ゲルト「それで……えーと…何の話だったか……」 シャーリー「……私の格好の話じゃなかったか? …あっ」 ゲルト「ああ、そうだった! 何だその格好は! 今は戦闘待機中だぞ! ネウロイが来たらどうする――」クドクド シャーリー(…あっちゃー、言わなきゃよかった) ――ウィッチ宿舎付近―― 父(ふーむ……あれがウィッチの生活する所だな) 父(私のやつは……ウィッチでは無いからな、あそこにはいないはずだ) 父(……やはり、ハンガーや滑走路を探すのが先決だな。おそらくそこに……) 父(…………それにしても……広い……広すぎる…) 父(……くそっ、迷った……ついテンション上がって『ここでいい』なんて言ったばっかりに……) 宮藤「よしっ、と…じゃあリーネちゃん、そろそろ朝ごはんの支度しよっか!」 リーネ「うん! ……あれ?」 宮藤「? どうしたの、リーネちゃん?」 リーネ「…! あ! 芳佳ちゃん! 見て見て! ほら!」 テッコテッコテッコ… 宮藤「…! わ、い、犬だ! かわいいな……」 リーネ「ほんと…白くってピシッとしてて……でも、どこの犬だろ?」 宮藤「うーん、扶桑の柴犬みたいだけど……」 父「あ、済まないお嬢さん方。滑走路へはどっちへ行けばいいんだ?」 宮藤「」 リーネ「」 父「……ん?」 宮藤&リーネ「…い、犬がしゃべったぁぁぁぁぁぁ!!?」 ――ハンガー―― 坂本「ほう…これがカールスラントの最新型か」 ミーナ「正確には試作機ね。Me262V1……ジェットストライカーよ」 エーリカ「じぇっとぉ……?」 ミーナ「あら、ハルトマン中尉」 坂本「どうしたんだ、その格好?」 ゲルト「こ、こらハルトマン! お前も服を着んか!」 私「いや……その必要は無い! 依然! 問題は無い!」ジィィーッ! (あああ! 今日も天使ねエーリカちゃん! ズボンから…ズボンからお尻が今にも…あああ顔埋めてペロペロしたい) ミーナ「トゥルーデ…私教授まで?」 私「おはようございます、ミーナ中佐、坂本少佐。お2人とも、今日もまた一段とペロペ―― あ、いえお美しい……」 ミーナ「は、はぁ……」 坂本「あ、そうだ私。『機巧曲馬団』の7巻を読んだぞ」 私「あ、どうでした?」 坂本「まさかあいつが生きているとは……それから、舞台がいきなりガリアへ移ったのは驚いた」 私「これからさらに面白くなっていきますよ。だからぜひ……」 坂本「はっはっは! 分かっている! 借りに来いと言うのだろう? 勿論だ! 続きも気になるしな」 私「いつもありがとうございます。ところで、朝の一発と言っては何ですけど、ちょっとばかし脚をぺロ――」 ミーナ「私教授?」ゴゴゴッ 私「! は、はい! 何でしょう?」(…何だろ、気のせいか中佐から威圧感が……) ミーナ「もう、私教授ったら……すっかり少佐と仲良くなったのね」ゴゴゴゴゴ 私「え? ええ、まあ……」(な、何だ……何だこの空気……?) 私(や、ヤバい! 何かヤバい! 話を、話を変えないと……!) ゲルト「そう言えばミーナ、さっきから気になっていたんだが、これは何なんだ?」 私(!! あ、ありがとうバルクホルン! あんた女神よ……あんた本物の救世主<メシア>よ……!) ミーナ「ジェットストライカーよ。ノイエ・カールスラントから船でロマーニャまで…そこからはトラックで届けられたようね」 私「トラック? 中佐、他に届け物は何かありませんでしたか?」 ミーナ「他? ええと、あそこにある50mmカノン砲と30mm機関砲4門ね」 私「あれ……? おかしいな、今日一緒に来るって言ってたのに……」 ゲルト「? 誰が来るんだ?」 シャーリー「私のお父さんなんだってさ」 ドタドタドタドタ… 坂本「ほう! 私の父上か。どんな方―― ん?」 宮藤「さっ…さっ! さっ! さかもとさぁぁぁぁん!!」ダッダッダッ! ゲルト「ど、どうした宮藤! 何があったんだ! まさか…私に何かされたのか!?」 私「ずっとここにいたでしょうが!」 リーネ「い、い、い…犬が! 犬がしゃべ……!!」ガクガクブルブル 私「犬? …………! ま、まさか!」 テッコテッコテッコ… 父「……ここにいたか、私…さ、捜したぞ……」 私「!! お……お…… ……お父さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」 ギュウウウウウッ! 父「こ、こら! 人前で抱きつくんじゃない!」 一同「…………えええええええええええええ!!!??!?」 ゲルト「い……犬…なのか……? 喋って…犬が……」 ミーナ「ま……まさか……」 エーリカ「へえー! どうなってるの?」 リーネ「さ、さあ……わ、私には何も……」 シャーリー「わ、私……その人…あれ? その犬は…いや、えーと……」 私「ああ、紹介するわね。私のお父さん」 父「私の父です。娘がいつもお世話になっております」ペコッ ミーナ「あ、いえこちらこそ……どうもご丁寧に……」ペコッ (渋い声ね……) 宮藤「わ、私さんのお父さんが…い、犬で……あれ? じゃあ私さんも犬? あ、あれ……? じゃあ耳と尻尾は…」 リーネ「落ち着いて芳佳ちゃん!」 ゲルト「…か、変わった奴だと前々から思っていたが…ここまでとは…… ……!? じゃ、じゃあ、お前の母はこの犬と…!?」 父「誰が犬だ」 ゲルト「あ、すみません…えっ?」 坂本「……まさか……」パッ! ギュイイイイイイン… 父「む、魔眼か?」 坂本「! やはり…機械! 私! まさかこの"父上"は……!」 私「…ええ。その通り。…正真正銘のロボットよ、お父さんは」 宮藤「!! ろ、ろぼっと、って…この前の、あの!?」 リーネ「す、すごい……普通の犬とぜんぜん見分けがつきませんよ!」 私「でしょ? 喋る以外は普通の犬よ」 父「『外見以外は人間』と言え!」 ミーナ「美緒からロボットの話を聞いた時は半信半疑だったけれど…目の前に実物がある以上、信じないわけにはいかないわね……。 でも、なぜここへ?」 父「……書類上はこいつの所有物になっていますから。私が最後の届け物、というわけです」 ミーナ「は、はぁ、なるほど…」(毛並み…挙動…そして声…とても人工のものとは思えないわ……何より自分で考えるなんて……) 坂本「…しかし、まるで本当に生きているようだ…。凄いな、ここまでの物を作れるとは……」 私「…いえ、私にはお父さんほど優れたAIを生み出す技術はありません。 私の生まれる少し前に…お母さんが奇跡的な技術で作成に成功したと……」 シャーリー「へーえ! さしもの私にも作れないものなんてあったのか」 私「…なによその顔」 シャーリー「いや、なーんでも?」 私「……私だってね、いつか……」 エーリカ「うっわー! すごい、モフモフだよ! ほんとの犬みたい」ナデナデ 父「こ、こら! いきなり撫でるんじゃない!」 エーリカ「じゃ、きちんと頼んだらいいの?」 父「う…そ、それは……」 ルッキーニ「わ! な、なに!? そのワンちゃん!」ダッ! シャーリー「お、起きたかルッキーニ」 エーリカ「ルッキーニ、すごいよこのワンちゃん。お話ししてくれるんだー」 父「な! お、おい!」 ルッキーニ「!! しゃ、しゃべったぁ――!! ねぇねぇシャーリー! 聞いた!? すごいよこのワンちゃん! ねーねー、もっとお話しして!」キラキラ 父「う…! そ、そんな目で見るな…」タジッ 私「……お母さんから聞いたんだけど、『扶桑の情に厚い下町親父』がAIのモデルなんだって」 シャーリー「……な、何で?」 私「さぁ?」 父「そ、そうだ私! 積み荷はどうだ? きちんと届いてるか!?」 エーリカ「わ、あったかい! すごいなー、どうなってるんだろ?」ナデナデ ルッキーニ「ふふ~ん、もふもーふ!」モフッ 父「うごおっ! は、腹は……腹は……」ガクガク 私「ああ、このストライカーでしょ? きちんと届いてるわよ」パリッ コロコロ シャーリー「ん? アメか、それ?」 私「あげないわよー、すっごくマズいから」レロレロ シャーリー「……じゃあ何で食べてるんだよ」 私「……私は味覚が普通じゃないのよ」 シャーリー「…そんなの信じると思うか! このポケットだろ? それっ!」パッ! 私「あっ! こ、こら!」 シャーリー「いーじゃないか、丁度腹が減ってたんだ」パクッ シャーリー「…………!!? うげえっ!!」ペッ! 私「……だから言ったでしょ? マズイって……」 シャーリー「げほっ! げほっ! な、何だよこれ…苦いやら生臭いやら……人の食べ物なのか!?」 私「……正確にはアメじゃないわ。…薬よ。痛み止めの」 シャーリー「……えっ?」 私「……ま、その辺りについては、聞かないでくれると嬉しいわね……」 父「…………私」 私「? 何、お父さん?」 父「……無理はするんじゃないぞ」 私「…やーね、分かってるわよ」 ルッキーニ「あ! 私アメ食べてる! いいなー、私にもちょうだい!」 シャーリー「…ルッキーニ、あれはアメじゃないんだってさ」 ルッキーニ「えーっ!? だってぇ……」 私「……ごめんなさい。いつかあげるから。ちょっと待っててね」 ルッキーニ「ちぇー。約束だよ? 忘れないでね?」 私「…大丈夫、忘れないわよ」 私「……で、これだっけ? 最新型のジェットストライカーは」 ミーナ「ええ。試作機よ。最高時速は950kmとあるわ」 シャーリー「950ぅ!? すごいじゃないか! へーえ…… なあなあ、これ私に履かせてくれよ!」 ゲルト「いいや! 私が履くべき――ん?」 私「……あっちゃー、これは……」カチャカチャ ゲルト「!? わ、私!? なにをしているんだ!」 私「え? 機能チェックよ機能チェック」 シャーリー「お、おい…壊れたらどうするんだ?」 私「大丈夫大丈夫……それに、これ最初から壊れてるようなもんよ……うわー、誰よこれ作ったの…ガタガタじゃない。 こんなのよく実戦投入する気になったわねー。どこが『カールスラント製品は質実剛健』よ」カチャカチャ ゲルト「……!! わ、私! 聞き捨てならんぞ! 取り消せ!」 私「えー? 事実よ事実。例えばほら、ここの魔導回路の出力なんかとっくに……」 ゲルト「ふざけるなっ! 我がカールスラントの技術は世界一だ! …どけっ!」ダッ ピョンッ! …キュイイイイイイイイイン…! ゴォォォォォォォォ…!! 私「……あーあ、乗っちゃった……」 ゲルト「……凄い……! 凄いぞ、これは! どうだ私! 何の問題もないではないか!」 私「シャーリー、やめといた方がいいと思うわよ。あんなのに頼るぐらいなら、まだレシプロのが……」 ゲルト「なっ!?」 シャーリー「う~ん…そうだな、確かに、まだレシプロでやり残したこともあるし…… ……ま、私が言うならな。ちょっと気になるし、私はパスするよ」 ゲルト「! ふ、ふふ…怖気づいたな、リベリアン!」 シャーリー「! な、何だと!?」 ゲルト「そんな奴の言う事を信じるとは…大方、自分以上の技術力を妬んでデッチ上げたに決まっている!」 シャーリー「…! 取り消せ、バルクホルン!」 私「……ま、そう思うなら構わないけど?」 シャーリー「え? い、いいのか?」 私「……そのうち嫌でも実感するでしょうよ、あれが欠陥品のポンコツだって」 ゲルト「!! ……言ったな…言ったな、私! いいだろう! このジェットストライカーの素晴らしさを、その目に見せつけてやる! リベリアン……勝負だっ!!」 シャーリー「…へっ?」 ――数時間後、滑走路―― ペリーヌ「……で、この状況ってわけですわね」 私「どっちも負けず嫌いだからねー……あ、ペリーヌちゃん、ところでぺ――」 ペリーヌ「ペロペロはさせませんわよ!」 私「……ペリーヌちゃんはどっちが勝つと思う? って言おうとしただけなのに……」 父「…私…見境なくペロペロするのは止めておけとあれほど……」 私「いーじゃない、お父さん。私の存在意義、リーゾンディティールなんだから」 ペリーヌ「…貴女って人は本当、変な所で学がありますわね」 私「ロマーニャ語はもちろん、扶桑語ガリア語カールスラント語、オラーシャ語もスオムス語も話せるわよ」 ペリーヌ「…女性を口説く為、とかでしょう? どうせ……」 私「あ、分かる?」 ペリーヌ「……まったく……」ハァ 父「すまないお嬢さん…こいつは昔からこんな調子でな……」ハァ… ペリーヌ「いえ、お気になさらず……」(しかし、驚きましたわ…あのロボットとかいうのが実在したとは……それにしても…)ジーッ 父「……ん? どうかしたか?」 ペリーヌ「い、いえ!」(…結構可愛いですわ…声は渋いですけれど……) ペリーヌ「……で、今は搭載量勝負でしたっけ?」 リーネ「はい……あ、バルクホルンさんの勝ちみたいです」 宮藤「すごいなー…あんなに重いのを持って飛べるなんて……搭載量か」チラッ リーネ「…!? よ、芳佳ちゃん? なんで私を…?」 私「おっきいのもちっちゃいのも大好物です」ジーッ ペリーヌ「な、何の話ですの!?」 父「お、戻ってきたぞ」 ――ハンガー―― 宮藤「夕食はジャガイモですよ!」 シャーリー「ふーん…私は料理のことはよく分かんないけど……宮藤の作るものは何でも美味いなあ」モグモグ 父「おお、肉じゃがか」 宮藤「あ、お父さんの分もありますよ。はい、どうぞ!」カタッ 父「ああ、すまない。俺は食べられないんだ。消化器官を搭載してもらっていないからな」 宮藤「あ、そうなんですか…すみません。私さんはどうしますか?」 私「私はまだお腹空いてないし…あとで自分で食べておくわね」 シャーリー「たまにはみんなと一緒に食べたらいいのに……」 私「……ごめんなさいね」 父「…しかし、いいのか、私? あんな大口叩いておいて……上昇も搭載量も、レシプロはジェットに敵わなかったじゃないか」 私「…お父さん、あのジェットストライカー、お父さんの見立てではどう?」 父「……危ないな。このままでは……」 ゲルト「…………」ゲッソリ 宮藤「あの……バルクホルンさんもお疲れじゃないですか?」 ゲルト「……ん? ああ、宮藤……そこに…置いておいてくれ。今は……少し休みたいんだ」 宮藤「…………」 ――夜、海の見える崖―― パチッ…パチッ… シャーリー「……だぁーっ……ドラム缶が風呂になるなんて、大発見だなぁ……」チャプ… 宮藤「坂本さんがリバウにいたころは、よく使ったそうですよ」チャプッ 私「……」ゴクッ ルッキーニ「……うりゃーっ!」バシャーン! 宮藤「わっ、わっ! る、ルッキーニちゃああん! 定員オーバーだよ!」バシャバシャ 私(グウッド…ベリィィグウッド! もっと! もっと情熱的に! ほら! 絡んで! もっと!) シャーリー「……私ぃ? バレバレだぞ?」 私「そりゃー隠れようなんて思ってないもの」シレッ 宮藤「あ、あれ? 私さん? どうしたんですか?」 私「うーん…今日も綺麗な肌ねー…芳佳ちゃん」 宮藤「なっ! も、もう! 私さんったら!」カァァッ ルッキーニ「? あ、私も入りたい?」 私「い、いや、私はいいわよ。どうも風呂は苦手で……」 シャーリー「そうか? 気持ちいいのに……疲れがどんどん取れていくぞ」 宮藤「バルクホルンさんも、入ればいいのに……疲れてるみたいでしたし」 シャーリー「ほっときゃいいって……」 ルッキーニ「ね、ね! 私! あのジェットストライカーって危ないの?」 私(おお……可愛いさくらんぼが2つちょこんと…! ……グレート!) 「どーかしらね…私がいじったら結構マシにできるんだけど……触らせてくれそうにないわね、あの愛国者さんは」 シャーリー「…ジェットストライカー、か…進んだんだなぁ、技術も……」 私「……技術の進歩に、人の意志は介在しない。テクノロジーってのは、いっつも一人歩きで進んでいくものよ。 そして気を抜けば……いつの間にか人は、技術に振り回されるようになる。そうなったらお終いよ。人も、科学も……」 シャーリー「…………」 ルッキーニ「ねぇねぇ私! 私って何でも作れるんだよね!」 私「え? ええ、まあ、だいたいは、ね」 ルッキーニ「じゃあさ、いつか私とシャーリーの分のストライカーも作ってよ! あのジェットよりももーっと速くて、もーっとつよいやつ!」 シャーリー「お? 私のも頼んでくれるのか?」 ルッキーニ「うん! だってシャーリーといっしょに飛びたいもん!」 私「……ふふ、結構かかるかもしれないわよ?」 ルッキーニ「ほんと!? やったぁ! 約束だよ、約束!」 宮藤「わぁ、すっごーい! よかったね、ルッキーニちゃん!」 ルッキーニ「うん!」 私「……気のせいかしら、今日はずいぶん約束をしてる気がするわ」 ――翌日、海岸―― ペリーヌ「……で、今日もですの?」 リーネ「今日はスピード勝負なんですって」 私「…………」(…まずいわね。そろそろ) 宮藤「あ、スタートだ。お2人ともー! がんばってくださいねー!」 リーネ「……? バルクホルンさん、スタートしませんね。どうしたのかな…… !!」 ビュオオオオオオオオオオオッ!!!! 父「うおっ!?」 ペリーヌ「きゃっ! な、何ですの!?」 私(!! か、風で裾がめくれて……! 見えた!! おお…ブラバー!) 宮藤「……! み、見てください、私さん!」 私「何!? いま別の物見るので忙しい――ん?」 ヒュウウウウウウウウ…… リーネ「ば、バルクホルンさんが……お、落ちちゃう!」 私「!! くそっ! やっぱり……! お父さん! 中佐を呼んできて!」 父「あ、ああ!」 宮藤「た、助けなきゃ……! 私さん! ストライカーをお願いします!」 私「オッケー! ついて来て!」 宮藤「はい!」 私(……ったく! だからあれほど言ったってのに……!) 私(…無事でいなさいよ、バルクホルン……!) 後編に続く!
https://w.atwiki.jp/gai1978/pages/60.html
ジャギィから剥ぎ取った鱗。手軽に加工でき見た目も美しいため、幅広い層に人気の素材。